神戸看護学会の発足にあたって

神戸看護学会理事長 鈴木 志津枝

 神戸看護学会は、看護学の発展と会員相互の学術的研鑽を図り、もって地域の人々の健康と福祉に貢献することを目的として、2016年4月1日に発足いたしました。そして、同年10月30日に、神戸市看護大学大学ホールにおきまして、第1回学術集会記念講演会と第1回学会総会を開催いたしました。記念講演会では、東京大学大学院人文社会系研究科教授の榊原哲也先生に新たな「ケアの現象学」をテーマにご講演いただきました。講演の内容は、神戸看護学会誌の1巻1号に掲載していますので、お目通しいただければと思います。

 本学会は、神戸市看護大学教員と大学院修了生が中心になり設立し、活動をスタートしています。2017年1月現在、会員数139名という規模の小さい学会ですが、会員のニーズに応じて議論を交わす場として、また教育・研究活動や看護実践活動を通して得た成果や知見を発表する場として地道に活動を続けていきます。そして、より多くの看護職の方々に会員として参加していただき、神戸の地で存在価値のある看護学会に発展させていきたいと願っています。

 本学会の目的を達成していくために、地域に根差した看護学会であるという強みを活かして、学会事業を展開していきたいと思います。学会を学術交流の場として、地域の看護職の力を結集し地域の課題を解決するとともに、神戸の地から看護の質向上や看護学の発展に有用な情報を発信していきたいと考えています。神戸看護学会誌は会員が投稿しやすく、研究成果をタイムリーに掲載できるように尽力していきたいと思います。

 神戸看護学会は、会員の皆様にとって建設的で有益な場となるように、また地域の人々の健康と福祉に役立つ情報発信を目指して、会員の皆様とともに歩み続けていきたいと思います。会員の皆様のご協力とご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

 最後になりましたが、会員の皆様のご健勝とますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。